DataRobot、新たなAIプラットフォーム「DataRobot AI Platform 9.0」を発表

2023/05/11

〜イーデザイン損保、サントリーが登壇するローンチイベントを5月18日に開催〜

新機能とMicrosoft Azure OpenAI ServiceおよびSAP®ソリューションとの統合により、

顧客のTime to Valueを加速させ、バリュー・ドリブンAIの時代を切り開く

DataRobot, Inc.(本社:マサチューセッツ州ボストン、CEO:Debanjan saha)は、DataRobot AI Platform 9.0のリリース、並びにパートナーとの連携強化、AIアクセラレータ、サービス内容のリニューアルを発表しました。 

DataRobotのCEOであるDebanjan Sahaは次のように述べています。

「AIは、ビジネスや人間関係のあらゆる側面を強化し、私たちの生活や働き方を改善する可能性を秘めています。

 私たちは創業以来、ビジネス課題を解決するAIライフサイクルプラットフォームと、お客様のビジョンを実現するための必要なApplied AIの専門知識を提供することで、企業が価値を実現できるよう一貫して支援してきました。

 DataRobot AI Platformはユニークかつ協調的なアプローチであるバリュー・ドリブンAIとしてビジネスの運営、成長、最適化を改善に導きます。DataRobotはこれまでにFortune 500の半数以上の企業に導入されており、この度の発表はそれらのグローバル企業が信頼を寄せる主要な機能と特徴を強化したものです」

BMW GroupでAI PlatformのHeadを務めるMarc Neumann氏は次のように述べています。

「BMWグループのAI Platformの要として、DataRobotが提供する豊富なモデルブループリントや、過程が分かる特徴量エンジニアリングを活用しながら、AIの実装を拡大しています。私たちは安全かつ信頼できるAI活用を目指し、倫理規定を遵守しながら、AIモデルの迅速な探求と開発にDataRobotを活用しています」

●DataRobot AI Platform が実現する画期的なイノベーション

DataRobot AI Platformが有する画期的なイノベーションには、以下を促進する機能が含まれています。

  • DataRobotの全く新しいコラボラティブな試験機能であるWorkbenchを活用することで、迅速な試験と価値の特定を行うことができます。統合管理されたNotebooksを備えたWorkbenchは、コードファーストとノーコード双方のアプローチをデータサイエンス機能の全領域でサポートします。
  • バイアスの軽減、一元化されたモデルの監視、DataRobotとDataRobot以外のモデルのコンプライアンス文書の自動作成など、綿密に設計された補助機能によって、企業リスクと生産障壁を低減します。
  • AIアクセラレータと新しいAIサービスパッケージは、DataRobotが保有するAIの専門知識をお客様に提供し、AIプロジェクトと成果を飛躍的に向上させ、AI活用の開始直後から大きな価値実現をもたらします。

またこの度のリリースにより、シングルテナントSaaSとしてDataRobot AI PlatformがAWS、Google Cloud、Microsoft Azureで利用できるようになり、セキュリティやコンプライアンス要件が厳しいお客様も、マネージドDataRobotが提供するサービスとすべての活用メリットを活用いただけるようになりました。またDataRobotがRed Hat OpenShiftをサポートすることで、オンプレミスおよびプライベートクラウドを持つお客様は既存のIT投資にあう迅速なインストールとデプロイメントが可能です。

Polaris Inc.でData Science Project Managerを務めるLuke Bunge氏は次のように述べています。

「DataRobot導入前の私たちのプロセスは手作業が中心で、小さな成功を実現していたものの、その規模は限られていました。DataRobotは、急速に成長するPolarisのビジネスユニット全体でMLを拡張・拡大し、既存のチームの生産性を大幅に向上させ、AI活用を通した価値実現を推進する重要な存在です。DataRobot AI Platformは、試験のスピードを大幅に加速させ、試験を繰り返すチームの作業、インサイトの発見、ビジネス関係者との共有し、本番環境における価値実現の維持を容易にしてくれます」

DataRobot、SAPとのパートナーシップ締結を発表

DataRobotは、お客様のこれまでの投資を最大限に取り入れるため、SAPとのパートナーシップを新たに発表しました。このパートナーシップにより、企業はSAP HANA Cloudやその他のサードパーティーのデータソースにあるデータを活用しながら、DataRobotで独自の機械学習モデルを構築し、SAPアプリケーションスタックに組み込むことができるようになります。

IDC Worldwide Artificial Intelligence (AI) and Automation ResearchのGroup Vice PresidentであるRitu Jyoti氏は次のように述べています。

「企業はAIで成功を収めるために既存のインフラや投資の範囲内で機能するソリューションを必要としています。DataRobotはプラットフォームと既存環境との統合を容易にしたことで、顧客が好む環境で簡単に導入できるようになり、結果として混沌たる市場においてリーダーシップを発揮しています。またコンプライアンスとガバナンス機能は、顧客の価値に寄り添う独自性を有しています」

またDataRobotは、次世代のAI技術としてMicrosoft Azure OpenAI Serviceの生成AI技術を活用し、コード生成の補助機能による実験用のコードファーストノートブックと、自動化された対話型のインサイト解釈によるデータサイエンティストとビジネスステークホルダー間のコラボレーションの両方を近代化するイノベーションに取り組んでいます。

グローバルで先行して発表されたDataRobotのプラットフォームやアップデートに関するニュースについては、5月18日に日本で開催される「ビジョンからバリューへ 〜AIでさらなるビジネスインパクトを〜」でご紹介いたします。

本イベントではDataRobotを通してビジネス価値を創出し、その価値を体感しているお客様の代表としてイーデザイン損害保険株式会社 ビジネスアナリティクス部 兼 CX推進部 木村  允昶氏とサントリーシステムテクノロジーズ株式会社 グローバルシステム部 先端技術グループ 坂本 健后氏にご登壇いただき、AIの組織展開における課題と道筋について自社の取り組みを交えてお話しいただきます。

【イベント概要】

名称:「ビジョンからバリューへ 〜AIでさらなるビジネスインパクトを〜」

日時:2023年5月18日(木)13:00-14:15

視聴方法:オンライン

参加費:無料

申込期限:2023年5月17日(水)

申込:https://ninezerolaunchjp.datarobot.com/

DataRobotについて

DataRobot はバリュー・ドリブン AI のリーディングカンパニーとして、当社のオープンな AI プラットフォームと、AI に関する深い専門知識、それに幅広いユースケースに対応してきた経験を組み合わせた独自の協調的なアプローチで、ビジネスの運営、成長、最適化をさらに進められるようサポートしています。

DataRobot AI Platform は、データ、アプリケーション、ビジネスプロセスに対する既存の投資を活かしながら、オンプレミスにもクラウド環境にもデプロイできる包括的な AI ライフサイクルプラットフォームです。DataRobot と当社のパートナーが抱える世界最高クラスの AI 専門家チームは、AI チーム(データサイエンティスト、ビジネス担当者、IT 担当者)と連携してきた 10 年間の経験を活かして、頻発する問題を解決し、プロジェクトを成功に導くベストプラクティスを開発して、価値の実現、収益の増加、およびコストの削減にかかる時間を短縮しています。DataRobot の顧客には、フォーチュン 50 企業の 40%、米国の上位 10 銀行のうち8 行、製薬会社上位 10 社のうち7 社、電気通信会社上位 10 社のうち 7 社、グローバルメーカー上位 10 社のうち 5 社が含まれています。

■ 商標関連

・「DataRobot」は DataRobot, Inc. の登録商標です。

・その他の会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。

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SAP、ここに記載されているその他のSAP製品およびサービス、ならびにそれぞれのロゴは、ドイツおよびその他の国におけるSAP SEの商標または登録商標です。その他の商標に関する情報および通知については、https://www.sap.com/copyright をご覧ください。記載されているその他の製品名およびサービス名は、各社の商標です。

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