DataRobot、データコラボレーション・プラットフォームのCursorを買収
※当資料は、2019年2月26日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。
オリジナル:https://www.datarobot.com/news/press/datarobot-acquires-data-collaboration-platform-cursor/
DataRobotのデータ管理能力を強化し、データとAIへのアクセスを加速
機械学習の自動化というカテゴリをリードし、企業におけるデータサイエンスの活用を推進するDataRobot, Inc. (本社:マサチューセッツ州ボストン、CEO:Jeremy Achin、以下DataRobot)は2月26日に組織によるデータの発見・理解・利用の効率化を支援するデータコラボレーション・プラットフォームを提供するCursor(本社:カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO:Adam Weinstein)を買収することを発表しました。
Cursorは、LinkedInやSalesforce、Pandoraといった世界有数のハイテク企業で長年に渡って経験を積んできたAdam Weinstein、Patrick Farrell、Jason McGheeによって2017年に創業されました。同チームは、組織内のコードやメタデータ、洞察などのデータ資産において生じるギャップを埋める、ビジネスユーザーとテクニカルユーザーを繋ぐツールに需要があると考え、統一された検索プラットフォームを構築しました。創業以来、Cursorは使いやすいデータカタログによって、全てのユーザーがデータを活用したアクションを実行できるよう、組織のデータ検索と理解を支援してきました。ビルトインのコーディング機能と使いやすいデータディクショナリおよびコラボレーションツールを提供し、あらゆるレベルのユーザーを支援しています。
CursorのCEO Adam Weinsteinは次のように述べています。
「企業が本当の意味でデータ・ドリブンになった時のみに発揮される真価を、私達は目の当たりにしてきました。DataRobotと力を合わせることは、共通の使命を果たすだけではなく、データからより深い洞察を得られるよう人々を支援するという情熱も共有できることであり、非常に嬉しく思います」
Cursorは、これまでにテクノロジー、金融、小売業界の大手企業を含む数百社で採用されています。買収の一環として、DataRobotは既に多くの顧客を支援しているサンフランシスコに新たなオフィスを設置し、同地域でのプレゼンスを拡張する予定です。また、DataRobotはCursorの技術を自社の機械学習自動化プラットフォームに統合します。
DataRobotのCEO Jeremy Achin(ジェレミー・アシン)は次のように述べています。「Cursorの技術及びチームは、AIドリブンな世界を実現する当社のビジョンにとって重要な要素です。Cursorはとても優れたプラットフォームを構築しており、「AIパイプライン全体で比類なき自動化を実現する」という当社のミッションも共有できるため、この度DataRobotに迎え入れることができ、非常に喜ばしく思っています」
■Cursorについて
Cursorは、知識共有の利点を活用したデータの検索・理解、利用の効率化を支援するデータコラボレーション・プラットフォームを提供しています。Cursorでは、データベースとビジネス・インテリジェンス・プラットフォーム、カスタマー・リレーションシップ・マネジメント(CRM)システムを含む数多くのデータソースを統合することで、個々の質問に答える最適のデータを検索すると同時に、組織のデータ・リテラシーを向上させます。Salesforce、LinkedIn、Pandoraのデータ分野をリードしてきた3人が創業したCursorは世界中の企業に採用されています。
■「DataRobot, Inc.」について(製品詳細URL:https://www.datarobot.com/jp/)
DataRobotはあらゆるレベルのユーザーが機械学習・AIを迅速に活用、ビジネスへ展開するためのエンタープライズ向け機械学習自動化プラットフォームを提供しています。数百種類におよぶパワフルなオープンソースの機械学習アルゴリズムから成るライブラリを組み込んだDataRobotのプラットフォームは、予測モデルのトレーニングと評価のプロセスを自動化し、またそれらを同時並行に行うことで、大規模なAI処理を可能にします。DataRobotはあらゆる規模の組織や企業が、最速でAIの導入と活用を成功できるようにサポートいたします。
日本では、すでに大阪ガス株式会社、トランスコスモス株式会社、パナソニック株式会社、三井住友カード株式会社、株式会社リクルートホールディングスなどを含む幅広い企業で導入され、成果をあげています。
商標関連
・「DataRobot」はDataRobot, Inc.の登録商標です。
・その他の会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。