DataRobot、データサイエンティスト養成に特化した
短期プログラム「DataRobot AI アカデミー」
第二期受講者の募集を開始

2019/09/12

AIプロジェクトの成功に必要不可欠な専門スキルを、わずか4カ月で習得し
組織のAIプロジェクトを成功に導くデータサイエンティストへ

機械学習の自動化(AutoML)を生み出した DataRobot, Inc.(本社:マサチューセッツ州ボストン、CEO: Jeremy Achin、以下 DataRobot)は、企業における AI 導入、実ビジネスへの運用定着化、全社規模のデータ活用を主導できるデータサイエンティストを短期間で養成する専門プログラム「DataRobot AI アカデミー」の第二期を10月30日(水)から開始し、本日より参加者の募集を開始することを発表いたしました。なお、DataRobot パートナーを対象として実施された第一期では、日鉄ソリューションズ株式会社、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ、株式会社野村総合研究所、トランスコスモス株式会社、株式会社シグマクシスなど、お客様の AI サクセスを支える技術者8社21名が参加し、AI プロジェクトの成功に必要なスキルを習得しました。卒業生はデータサイエンティストとして、お客様の AI プロジェクトの支援に従事しています。

今回募集する第二期では、日本企業のさらなる AI サクセスを支援するため、対象者を DataRobot ユーザー企業様全般に拡大すると共に、参加者数を大幅に増員し、日本企業が自社で AI 活用を推進、成功に導けるよう改善したプログラムで開催するものです。

「DataRobot AI アカデミー」提供に至る背景

DR Academy Picture1
近年、企業におけるデータサイエンスへの需要は高まり続けていますが、それを成功に導くことができるデータサイエンティストの数は非常に限られており、そのギャップは深刻化しています。要因として、データサイエンティストが AI プロジェクトの成功に必要なノウハウが公になっていないこと、またそれらについて教育を受ける機会が限られている事が考えられます。「DataRobot AI アカデミー」はこれらの課題を解決すべく、これまで DataRobot が AI プロジェクトを成功に導くために提供してきたデータサイエンティスト養成のノウハウを体系的にまとめ、短期間での習得を可能にしたプログラムです。

「DataRobot AI アカデミー」によって養成できるデータサイエンティスト
「DataRobot AI アカデミー」を修了したデータサイエンティストは、自動化ツールを使わなくても Linux、SQL、Python などの生の技術ツールを使い、分類・回帰問題だけでなく、時系列や異常検知といった高難易度のテーマに一人で対応することができるようになります。機械学習モデルから有益なインサイトを抽出し、必要に応じて精度向上も自ら行える能力を身につけます。さらに、組織における AI 活用を先導し、技術の導入・民主化を成功に導くためのノウハウを兼ね備えた人材として、企業の AI 戦略を加速させる中核的存在となります。

「DataRobot AI アカデミー」の提供コース内容
本プログラムでは、AI・機械学習技術を企業で活かすために必要とされるナレッジを網羅的に習得することを目的としています。機械学習の活用に適したテーマの設定方法から実践的なデータの準備、特徴量エンジニアリング、予測モデルの構築、インサイトの抽出、モデルのデプロイ、予測モデルの活用、監視・管理の方法など実業務に関する講義に加え、 組織における AI の民主化を実現するためのプログラムまで、DataRobot のナレッジを詰め込んだカリキュラムを、講義、課題、試験の組み合わせで提供します。特に、モデリングにおいては Kaggle 上にオリジナルコンペを開催し、競技スタイルで精度を競います。また、座学に加え、参加者自ら現実のテーマとデータを持ち込み、実プロジェクトに応用する「卒業テーマ」の発表を経て卒業に至ります。

DR Academy Picture2

第一回 DataRobot AIアカデミー 卒業テーマ発表会の様子

「DataRobot AI アカデミー」第一期参加パートナー企業のコメント
日鉄ソリューションズ株式会社 IT インフラソリューション事業本部 デジタルプラットフォーム事業部長 法兼 尚志 氏 は次のように述べています。
「日鉄ソリューションズは、DataRobot 社の「AI アカデミー」の提供開始を心より歓迎いたします。 企業において、AI の活用が進んでいますが、その実行を担うAI人材の育成には、多くの企業で今なお課題がある状況です。

DataRobot 社が提供する「AI アカデミー」は、企業のデータサイエンティスト育成と AI の定着・民主化に大きく寄与し、お客様のデジタルイノベーションをより一層推進させることができるものと確信しております。」

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ AI&IoT事業部 AI/Analytics チーム マネージャ 天野正己 氏 は次のように述べています。
「受講したメンバーからも、今まで受けたどんな育成プログラムよりも面白く役に立ったという声を聞いています。業務もやりながら、プログラムの講義や課題をこなしていくのはハードではありますが、データサイエンティストとして必要とされるビジネス力、データサイエンス力、データエンジニアリング力を短期間でバランスよく向上するために最適な育成プログラムであると考えています。
お客様社内でデータサイエンティストとして AI 活用を牽引していく役割を期待されている若手の方々などに是非お勧めしたい育成プログラムです。」

DataRobot は、「DataRobot AI アカデミー」を通して、企業のデータサイエンス力の向上を図り、より多くの日本企業が AI サクセスを実現することをサポートしてまいります。

■DataRobot AI アカデミー概要
正式名称  :DataRobot AI アカデミー
実施期間  :2019年10月30日(水)〜2020年2月26日(水)
※10月7日(月)16:00~18:00に事前説明会を開催予定
※講義は毎週水曜日に8時間実施
※講義終了後、1~2日間要する課題に取り組み、毎週月曜提出予定
募集人数  :30名
金額(1人):150万円(税別)
実施内容(コンテンツ):
– AIテーマ創出
– データ取得と準備
– 特徴量エンジニアリング
– モデルの構築
– モデルインサイト
– モデルのデプロイとシステム実装
– ビジネスプロセスへの展開
– モデルの監視と管理
– 時系列モデリング
– DataRobot AI サクセス

参加対象者:DataRobotを利用した機械学習利用経験、SQL,プログラミング(言語不問)
の利用経験がある方
※ソフトウェアエンジニア推奨、経験が無い場合、事前トレーニングが必須

■「DataRobot, Inc.」について(製品詳細URL:https://www.datarobot.com/jp/
DataRobot はあらゆるレベルのユーザーが機械学習・AI を迅速に活用、ビジネスへ展開するためのエンタープライズ向け機械学習自動化プラットフォームを提供しています。数百種類におよぶパワフルなオープンソースの機械学習アルゴリズムから成るライブラリを組み込んだ DataRobot のプラットフォームは、予測モデルのトレーニングと評価のプロセスを自動化し、またそれらを同時並行に行うことで、大規模な AI 処理を可能にします。DataRobot はあらゆる規模の組織や企業が、最速で AI の導入と活用を成功できるようにサポートいたします。

日本では、すでに明治安田生命保険相互会社、ヤマトホールディングス株式会社、パナソニック株式会社、三井住友カード株式会社、株式会社リクルートホールディングスなどを含む幅広い企業で導入され、成果をあげています。

■ 商標関連
・「DataRobot」はDataRobot, Inc.の登録商標です。
・その他の会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。

■DataRobot報道関係のお問い合わせ先
DataRobot Japan PR事務局(MSL Japan 内) 浅野、大森
Mail:datarobot_pr@msljapan.com

投稿をシェアする