DataRobot、AI によるビジネスインパクトの拡大を促進する新たな AI Could ソリューションを提供
製品強化の核となる次世代ソリューションアクセラレータ、高度な運用ツール、バイアス軽減機能
※当資料は、2022年6月7日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。
AI Cloud のリーディングカンパニーであるDataRobot, Inc.(本社:マサチューセッツ州ボストン、CEO:Dan Wright)は、この度、多数の製品ニュースおよび機能強化により AI Cloud プラットフォームを次の10年に向けて加速させていきます。
DataRobot は、これまで10年間にわたるイノベーションを通じて、すべての企業が AI を活用でき、またその生産性を高めることに注力してきました。現在、DataRobot は世界で最も広く導入されている AI プラットフォームの1つであり、大手企業を中心に1兆4,000億件以上の予測を提供しています。
AI がビジネスを促進させる可能性は、製造業、小売、金融、ヘルスケアなど、あらゆる業界で需要を生み出しています。最近開催された Forrester のウェビナーでは、今後わずか3年の間に100%の企業が AI を利用するようになると推定されています※1。また、DataRobot における今後10年のミッションは、AI の価値をすべての人に信頼され、ビジネスに不可欠なアプリケーション並びにサービスへと拡大することです。
この度、DataRobot はこの目標を達成するために、一連の新機能と強化された機能を通じて AI Could を進化させます。
ビジネスインパクトを提供する
- 次世代のソリューションアクセラレーター
- ビジネスや業界にとって最もインパクトのあるユースケースに AI を適用させ、データドリブンなソリューションの活性化を支援します。今回の発表は、構築済みのノートブック、アクセラレーター、統合、コーディング不要の AI アプリケーションなど、充実したポートフォリオをさらに拡充し、企業における迅速な AI 活用の開始、また最大のビジネス価値の創出を支援するものです。
- ビジネスリスクを低減するバイアスの軽減機能
- バイアスを軽減し、公平性を保証するために、導入前にモデルを自動的に識別し、適合させることで、より高いレベルのバイアス防止を実現します。
- コーディング中心のノートブック
- データサイエンティストがリサーチやコード中心の作業を行うために必要なすべてのツールとリソースにアクセスできます。DataRobot は、DataRobot AI Cloud に完全に統合されたコーディング中心のノートブックのプレビューを発表しました。また Zepl の機能を結集することで、プロのデータサイエンティスト向けに専用の環境を提供します。
- ビジネスユーザー向け予測 AI アプリケーションに追加された地理空間機能
- DataRobot のコーディング不要の AI アプリケーションに地理空間データが統合され、ユーザーは場所や市場ごとに独自のインサイトを使用し、さらに的を絞ったビジネス上の意思決定を行うことができるようになりました。
企業の信頼を確保する
- 企業向け MLOps を拡張
- モデルのフルライフサイクルに対応した企業向け運用をサポートします。DataRobot は、AI Cloud のエンタープライズオペレーション機能を大幅に拡張することで、IT 組織に対し、よりオープンでコネクテッドなモデルを提供します。これによってオープンなシステムを構築し、GitHub、Sumo Logic、Splunk、Datadog、Zendesk などのプラットフォームと統合することにより、DataRobot は顧客の運用ニーズをこれまで以上に満たし、組織がミッションクリティカルなAI運用を実現できるよう支援します。
- リモートデプロイメント用の管理エージェント
- この拡張機能は、複数のクラウドに展開されたさまざまなサービスの監視とモデル管理が必要な複雑なユースケースをサポートし、そのすべてがユーザーの現行システムのセキュリティとガバナンスを維持したままで実現します。これによって企業の分散型ニーズをサポートします。
- モデルのコンプライアンスドキュメントの自動作成
- この強化された本機能により、DataRobot の外部で構築されたモデルも含め、規制の厳しい業界だけでなく、すべてのモデルの効率性とガバナンスが向上します。企業は、モデルポートフォリオ全体のガバナンスを一元的に管理しながら、コンプライアンス文書を迅速に作成できるようになりました。
- 実績ある CI/CD の原則に沿って ML ワークフローを自動化
- GitHub Actions との統合により、実績ある DevOps プラクティスのサポートを拡大します。AI Cloud を CI/CD プラクティスに統合することで、チームはより効率的に運用し、より速く、より一貫した品質レベルで AI を本番環境に導入することができます。
Omdia で Chief Analyst, AI platforms, analytics, and data management を務める Bradley Shimminは次のように述べています。
「AI 開発ツールや事例が急速に成熟していることもあり、エンタープライズ AI 市場は急速にクリティカルマスに達し、また採用は自立的なレベルに近づきつつあります。これは、現在、企業の購買担当者の25%が複数のビジネスユニットまたは部門において AI プロジェクトの拡張を検討している、という我々の最近の調査でも裏付けられています。しかし、このような勢いを構築するには、実務担当者が基本的な ML ワークフローの運用を超え、それらのワークフローをビジネス自体の不可欠な部分として捉え、ビジネスユーザーを受け入れ、価値実現までの時間を短縮し、透明性、信頼、コンプライアンスをサポートするツールによってビジネスリスクを最小化することが求められます」
DataRobot の Chief Product Officer である Nenshad Bardoliwalla は次のように述べています。
「AI ソリューションは、具体的なビジネス成果を提供し、企業の信頼を得るために適応しなければなりません。今日、私たちは、すべてのビジネス、チーム、業界、国にわたって価値を提供し、またAIの影響を高めると同時に、ミッションクリティカルな環境下で活用された際に AI が信頼されるようにエンタープライズ機能を提供し、その期待に応えていきます」
さらに、DataRobot は Google Cloud との関係拡大を発表し、より多くのユーザーが AI の活用を加速・拡大できるようになりました。DataRobot のユーザーは、Google Cloud Marketplace を活用して、調達と導入のプロセスを合理化し、また AI ベースのモデルを構築、Google Cloud 上でさらにインテリジェントなビジネスソリューションを生成することができるようになる予定です。
DataRobot AI Cloud の詳細、および DataRobot AI Experience 22 Japan のセッション、スピーカー、カスタマーストーリーについては、https://aiexperience.datarobot.com/home をご覧ください。
※1
Forrester Research, Prepare for AI: Seven Reasons Why AI Is The Fastest-Growing Workload On The Planet, November 2021
■「DataRobot, Inc.」(https://www.datarobot.com/jp/)
DataRobot AI Cloud は次世代の AI です。AI Cloud は、あらゆるデータタイプ、あらゆるユーザー、あらゆる環境を統合し、業界・業種を問わずすべての組織に対して重要で価値あるビジネスインサイトを提供することをビジョンとしています。DataRobot は、Fortune 50の3分の1を含む、業界や業種を超えたグローバルな顧客から信頼を得ています。
■ 商標関連
・「DataRobot」は DataRobot, Inc. の登録商標です。
・その他の会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。
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