[API アップデートNEWS] API 2.8リリース

2018/01/10
執筆者:
· 推定読書時間 1  分

DataRobotの小川です。

DataRobotはAPIからモデリングや予測などの操作を行うことができます。今回そのAPIのバージョン2.8がリリースされました。

今回のリリースは現在app.datarobot.com(クラウド版DataRobot)とオンプレ版DataRobotでv4.0をご利用の皆様に影響します。

Pythonユーザーの方は

pip install "datarobot>=2.8,<2.9"

をpipが利用可能なコマンドラインから実施することによってPython 2.8 API クライアントをインストール可能です。ドキュメントはこちらから確認可能です。

Rユーザーの方は

install.packages("datarobot")

よりR 2.8 APIクライアントをインストール可能です。(2017年1月10日時点ではR 2.8 APIクライアントはCRANの投稿プロセス中のためまだ利用できません)

API 2.8によって、

  1. 多値分類問題への対応
  2. 多クラス混同行列への対応
  3. 格付表への対応
  4. 探索的データ分析(EDA)による基本統計量のエクスポート
  5. 学習、検定データへの予測
  6. ブループリントの図とドキュメントのエクスポート
  7. プロジェクト作成、予測データセットアップロードでのurlアップロードの利用に対応

上記の操作が利用可能になりました。

今回のアップデートによって、v4.0の新機能やこれまで要望として多くいただいていたEDAで分析した結果の取得に対応できるになりました。

執筆者について
小川 幹雄
小川 幹雄

DataRobot Japan
VP, Japan Applied AI Experts

DataRobot Japan 3番目のメンバーとして参加。現在は、金融業界を担当するディレクター兼リードデータサイエンティストとして、金融機関のお客様での AI 導入支援から CoE 構築の支援を行いながら、イベント、大学機関、金融庁、経産省などでの講演を多数実施。初期はインフラからプロダクトマネジメント業、パートナリング業まで DataRobot のあらゆる業務を担当。前職はデータマネジメント系の外資ベンダーで分析ソリューション・ビッグデータ全般を担当。

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